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2025 08.05

都市ガスとオール電化、北九州で選ばれているのは?それぞれのメリット・注意点を比較!

「都市ガスがいいのか、オール電化がいいのか…」

家づくりや住宅購入を検討しはじめると、多くの方が一度は悩むこのテーマ。
ガスコンロの使い慣れた調理感、あるいはオール電化による光熱費の一本化――どちらにも魅力があり、正解が一つとは限りません。

特に北九州市のように、エリアによって都市ガス・オール電化の両方が普及している地域では、「自分たちの暮らしに合うのはどっち?」「周囲では何が選ばれているの?」というリアルな疑問が多く寄せられます。

また、家の性能や設備は、毎日の暮らしの快適さや光熱費、安全性に大きく関わってくる重要な要素。
だからこそ、きちんと比較して納得した上で選ぶことが、後悔のない住まい選びにつながります。

本記事では、都市ガスとオール電化、それぞれの特徴

・北九州エリアでの主な選ばれ方
・実際の住み心地やコスト面の違い
・災害時への備えや安全性の視点

といった項目に分けて、住宅販売の現場視点も交えながらわかりやすく解説していきます。

これから家を建てる方、建売住宅を検討中の方はもちろん、リフォームや住み替えをご検討中の方にも参考にしていただける内容です。

都市ガスとオール電化、それぞれの特徴とは?

家のエネルギー源を選ぶうえで、まず押さえておきたいのが「都市ガス」と「オール電化」の基本的な違いです。
ここでは、生活の中で関わりの深い【調理】【給湯】【光熱費】【安全性】の4つの視点から、それぞれの特徴を整理してみましょう。

■ 都市ガス住宅の特徴

1. ガスコンロが使える

料理好きな方に人気なのが「直火で調理できるガスコンロ」。
火加減の調整がしやすく、鍋を振るような調理も可能です。
最近は安全装置も進化していて、万一の火の消し忘れにも対応する機能が増えています。

2. 給湯はガス給湯器(エコジョーズなど)

お湯は必要なときにすぐ沸かせる「瞬間式」。
寒い時期や朝の支度が慌ただしい時間帯でも、安定したお湯が供給されます。

3. 停電時にもお湯や火が使える可能性がある

停電中でもガスの供給が止まらなければ、電池式のガスコンロやお風呂などが使えるケースもあります(ただし設備によるため要確認)。

4. 電気+ガスの「二本立て」で契約が必要

ガスと電気を別々に契約する必要があるため、光熱費の管理はやや煩雑に。
ただし、ガス会社のセット割などを利用するとトータルでお得になるケースもあります。

■ オール電化住宅の特徴

1. 火を使わないIHクッキングヒーター

調理には火を使わず、磁力で鍋を加熱するIHコンロを使用。
表面がフラットで掃除がしやすく、火事のリスクが少ない点が小さなお子様や高齢のご家族がいるご家庭でも安心感があります。

2.エコキュートで深夜に効率よくお湯をつくる

深夜の電気が安い時間帯を活用してお湯を沸かし、タンクに貯めておく方式。
効率のよい電気の使い方で、給湯にかかるコストを抑えやすいのがメリットです。

3. 光熱費が「電気のみ」で一本化できる

ガスを使わない分、月々の支払い管理もスッキリ。
太陽光発電との相性も良く、将来的な節電にもつながりやすいです。

4. 停電時は一部設備が使えなくなる

エコキュートは電気で動くため、停電中はお湯が出ないことがあります。
ただし、タンク内に貯まった水は非常用として取り出せる仕組みがあるため、飲料以外の用途には活用可能です。

5. 蓄電池があれば災害時も安心感がアップ

近年は家庭用蓄電池を導入するケースも増加中

・蓄電池があると、停電時でも照明・冷蔵庫・スマホ充電など最低限の電力をしばらくまかなえます。
・太陽光とセットで導入していれば、昼間に発電→蓄電→夜に使用というライフライン確保の仕組みも実現可能です。

ただし、蓄電池が満充電されていない場合や、容量が小さい場合は電力の供給が不十分になるケースもあるため、使い方には工夫が必要です。

比較一覧

比較項目都市ガス住宅オール電化住宅
調理方法ガスコンロ(直火)料理好きに人気IHクッキングヒーター火を使わず安全・掃除も簡単
給湯設備ガス給湯器(瞬間式)使いたいときにすぐお湯が出るエコキュート(貯湯式)深夜電力で経済的にお湯を沸かす
契約の手間電気+ガスの2契約セット割活用でお得にできる場合も電気のみの契約で管理がシンプル
月々の光熱費使用状況によるが、割高になるケースも使用時間帯を工夫すれば抑えやすい
安全面火を使うため注意が必要火を使わず、子育て・高齢世帯にも安心
停電時の対応一部機器は使える可能性あり(設備による)基本的に使用不可だがエコキュートの貯湯は生活用水に活用可
蓄電池との相性設置は可能だが普及は少なめ蓄電池・太陽光との組合せで停電時の電力確保が可能
災害時の安心感ガスが止まらなければ生活継続しやすい蓄電池ありなら停電時も最低限の生活が可能

オール電化って本当に電気代が安くなるの?と気になる方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

知って得する!オール電化は本当にお得?気になる電気代を徹底比較!(福岡・北九州市)

北九州ではどちらが選ばれているのか?

「都市ガスとオール電化、北九州では実際どちらが主流なのか?」
この問いに対する答えは、近年の傾向としては「オール電化」が選ばれるケースが増えている、というのが現場での実感です。

その理由は、単に「流行っているから」ではなく、ライフスタイル・建築計画・設備の進化など複数の要因が重なっているためです。以下にその背景を掘り下げていきましょう。

理由1:新築戸建ての多くがオール電化仕様で設計されている

北九州では、分譲住宅や建売住宅の多くが最初からオール電化を前提とした設備仕様で設計されています。
特に当社「タグボートの家」でも、パナソニック製設備とエコキュートを組み合わせたオール電化住宅が標準仕様です。

これは設計・施工の段階で効率よくプランニングできるだけでなく、
建築コストや工期の管理がしやすくなるという面もあります。


理由2:共働き・子育て世帯からの支持が高い

オール電化住宅は、火を使わないIHコンロや、夜間に自動でお湯を沸かすエコキュートなど、
時間の制約があるご家庭にとって非常に便利です。

実際にお客様からも、

「子どもが火を使うのが怖かったけど、IHなら安心」

「深夜の電気代でお湯を沸かせるから、日中の使用を気にしなくていい」

「掃除がラクになった」

という声が多く聞かれます。

安全性や家事効率の高さが、忙しいご家庭のニーズと合致していることが、選ばれている理由のひとつです。


理由3:光熱費の一本化で家計管理がラクに

ガスと電気の二重契約だと、毎月の請求書が2枚に分かれ、使用量や金額を把握しづらいという声もあります。
その点、オール電化は電気だけの契約になるため、家計の管理がシンプルに
また、電気使用量の「見える化」もしやすく、節約意識が高まりやすい点もメリットです。

理由4:太陽光発電との相性が良い

北九州市内でも太陽光発電を設置する住宅が増えてきており、
「発電した電気を自家消費する」スタイルにはオール電化が最適です。

昼間に発電してそのままエコキュートやエアコンに使ったり、蓄電池にためて夜使うなど、
トータルで見たときに光熱費の節約効果が高まるのが魅力です。


とはいえ、都市ガスが根強いエリアも存在

もちろん、北九州市内でも都市ガスが整備されているエリアでは、都市ガス住宅が主流の地域もあります。
都市ガスの引き込みがすでにあるエリアで建築する注文住宅や、マンションなどではガス仕様が標準となっていることも少なくありません。

また、「料理はやっぱり直火じゃないと」「ガス給湯器のレスポンスの良さが好き」という方も一定数いらっしゃいます。
つまり、地域性や好みによって、選ばれ方にバラつきはあるというのが実際のところです。

現場の肌感覚では…

弊社でお会いするお客様の中でも、はじめは「ガスのほうが良いかも」と思っていたけれど、オール電化の説明を聞いて「そっちのほうが安心で経済的」と感じたという方が多くいらっしゃいます。

特にお子様がいるご家庭では、安全性・手間の少なさなど、「暮らしやすさの総合力」でオール電化に軍配が上がるケースが目立ちます。

【まとめ】自分たちに合った暮らし方を、安心して選ぶために

都市ガスにもオール電化にも、それぞれの良さがあります。
ただ、北九州エリアではオール電化住宅が主流になりつつあるのは確かです。

そして私たちタグボートの家の建売住宅は、すべてオール電化仕様。

・IHクッキングヒーターで火の心配がなく
・深夜電力を活用するエコキュートで光熱費を効率的に節約し
・非常時には貯湯を生活用水として活用できる安心設計

見た目のおしゃれさだけでなく、見えないところにも暮らしやすさの工夫を詰め込んでいます。

「どっちが自分たちに合っているか分からない…」という方も、まずは一度、オール電化住宅を実際に見てみませんか?

弊社では、北九州市内とその近隣で建売住宅を販売しています。
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