ブログ
建売住宅って“どこまで”変えられる?現実的にできるカスタマイズとは|北九州市で家を買う前に知っておきたい話
「建売住宅は、すべて決まっていて自由がきかない」 そう思っていませんか?
確かに、建売住宅は「完成済」あるいは「標準仕様が決まっている」ことが前提なので、 注文住宅のようにゼロからすべてを決めるわけにはいきません。
でも実は、ある程度のタイミングと相談次第で“変更できる部分”もあるのです。
たとえば壁紙(クロス)の一部変更、照明の追加、外構の一部アレンジなど、 施工の進行状況に応じて現実的にカスタマイズが可能な箇所は意外と多くあります。
もちろん、内容や時期によっては別途費用がかかることもありますし、すでに工事が進んでいる部分は難しい場合も。
この記事では、
建売住宅で“絶対に変えられないところ”と
逆に“変えられることがあるポイント”
その相談の仕方や注意点 についてわかりやすくご紹介します。
「少しだけ自分らしさを入れたい」「でも注文住宅ほどの手間はかけたくない」 そんな方にこそ読んでいただきたい、建売住宅の“現実的カスタマイズ”の話です。
絶対に変えられない部分とは?
建売住宅には「ある程度決まっている」ところと、「絶対に変えられない」ところがあります。まずは、どんな部分が“どうしても変更できないのか”を押さえておきましょう。
◎法的・構造的に変更が難しい場所
建物の構造に関わる部分や、建築基準法・条例などに関係する部分は、基本的に変更できません。たとえば以下のようなところです。
建物の配置(建ぺい率・容積率・隣地との距離など)
敷地内での建物の位置は、法規制に基づいて決められているため、変更不可です。
構造壁(耐力壁)や柱の位置
建物の強度を保つための構造体は動かせません。「この壁を取ってリビングを広く…」というのは、建売住宅では基本的に難しいです。
屋根の形状や外観の基本設計
景観条例や建築確認済証に基づいて施工されているため、大幅な外観の変更は認められていません。
◎完成済みの部分も原則NG
建売住宅は、「完成後すぐに住める」のがメリットですが、逆にすでに工事が終わっている部分は原則変更できません。
たとえばすでにフローリングが張られていたり、設備が設置されていたりすると、変更には解体費や再施工の手間・費用がかかりすぎて現実的ではないこともあります。
実は変えられる!現実的なカスタマイズ例
「建売=全てが決まっている」と思われがちですが、実際は工事の進行状況や相談のタイミングによって、対応できるカスタマイズも存在します。ここでは、現実的に変更できるポイントを、タイミングとあわせてご紹介します。
◆壁紙(クロス):アクセントクロスへの変更《内装工事前》
◆CFシート(クッションフロア):デザイン変更《内装工事前》
◆照明器具:ダウンライトの追加など《電気配線工事前》
◆外構(門柱・フェンス):デザイン変更など《外構工事前》
実例紹介:クロス・CFシートの変更に対応
実際に、完工後にお客様のご希望で、壁紙とCFシートの貼り替えに対応したケースもあります。
例えば、「リビングの一面だけアクセントクロスに変えたい」「洗面室の床のデザインを変えたい」といったご要望を、追加費用をいただいたうえで施工いたしました。
完成済み物件でも、ご入居前のタイミングであれば、施工対応が可能な場合があります。ただし、費用は通常よりもかかりますので、「どうしても叶えたいポイント」を絞って相談するのが現実的です。
スタッフと相談すればできることがある
「ここだけちょっと変えられたら理想に近づくのに…」
そんなときこそ、スタッフへの相談が力を発揮します。
◎“できるかもしれない”は、聞いてみないと分からない
建売住宅といっても、現場の進行状況や工事内容によっては、ある程度の変更・追加に対応できるケースがあります。
たとえば――
クロスの色変更(同じ品番内でのカラー差し替え)
外構のポストやフェンスの色変更
こうした「仕様は同じ、色だけ変える」といった内容は、工事のタイミングが合えば追加費用なしで対応できる場合もあります。
◎基本は“追加=追加費用”と考える
標準仕様にない設備を追加したり、グレードを上げたりする場合は、原則として追加費用が発生します。
さらに、工事の進行後に変更を行う場合や、完工後にやり直し工事が必要になる場合は、手間や材料が二重に必要となるため、より高額になる可能性があります。
そのため、ご希望がある場合は、できるだけ早い段階でのご相談をおすすめいたします。
◎早めの相談がカギ
「どこまでなら変えられますか?」と早めに相談していただくことで、
余計な費用をかけずに対応できる可能性が高まります。
スタッフに「できる範囲でいいので、少しだけこだわりたい」と伝えてみてください。
可能な範囲・タイミング・費用感をふまえて、最適なご提案ができるはずです。
「建売だけど、自分らしさ」を叶える方法
「建売住宅って、どこも似たような印象…」
そう感じる方も多いかもしれませんが、ちょっとした工夫で“自分らしい空間”をつくることは十分に可能です。
ここでは、建物本体に大きな手を加えなくてもできる「自分らしさの取り入れ方」をご紹介します。
◎内装は「見せ方」で変わる
クロスの色や照明などのカスタマイズが難しい場合でも、家具やインテリア小物で室内のテイストを自由に演出できます。
・ラグやカーテンの色味で雰囲気を統一
・間接照明や観葉植物でぬくもりをプラス
・モノトーン・ナチュラル・インダストリアルなど、テイストを決めて統一感を
特別な家具をそろえなくても、カラーと素材のバランスを意識するだけでおしゃれな空間がつくれます。
◎DIYや部分的なリフォームも選択肢
入居後、時間をかけて自分好みに変えていくのも建売住宅の楽しみの一つです。
・アクセントウォールに自分で貼れる壁紙を使う
・収納棚をDIYで追加
・フックやマグネットボードで玄関まわりを便利に
これらは費用も比較的手軽で、後からでも実行できる方法です。
少しずつ“自分らしさ”を重ねていく過程も、住まいへの愛着につながっていきます。
まとめ|「全部決まってる」ではなく「相談できる範囲がある」建売住宅へ
建売住宅は、すでに設計や仕様が決まっているという前提がある一方で、
「ここは変えられるかもしれない」「これは追加で対応できる」という“余地”があるのも事実です。
もちろん、変更には追加費用がかかることが多く、完工後となると費用も手間も大きくなります。
けれども、「ほんの少しのこだわり」を取り入れるだけで、住まいの満足度はぐっと高まるものです。
だからこそ、「建売だから無理かな」と思わずに、ぜひ一度、スタッフにご相談ください。
ご希望のタイミングや内容に応じて、できること・できないことを丁寧にご案内いたします。
北九州市は、充実した子育て支援制度と豊かな自然環境を兼ね備えた、子育て世代にとって理想的な都市です。これらの取り組みを活用し、安心して子育てができる環境で新たな生活を始めてみてはいかがでしょうか。
弊社では、北九州市内とその近隣で建売住宅を販売しています。
新築戸建て情報、今後新築戸建てを建築予定地の情報を随時更新しています。
公式インスタグラムも更新中です♪ぜひ、覗いてみてください!
その他、お役立ち情報を下記にまとめていますので、ぜひ住宅購入の参考にされてください。